愛知県立豊田西高等学校

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豊田西高校 SSH事業について

豊田西高校は、平成25年に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けました。現在第Ⅱ期(平成30年度~令和4年度)の指定を受け、理数教育・科学技術教育について研究開発し、実施しています。

研究開発課題名
産学公連携教育プログラム「Toyota Program」の実践により、未来を拓き課題に挑戦し、国際社会で活躍するたくましい人材の育成

事業概要

  • 本校の全ての生徒が3年にわたり「SS課題研究」に取り組み、イノベーションの創出を行う基礎となる課題発見能力、問題解決能力、柔軟な発想力を育成する。

  • トヨタ自動車、名古屋大学、豊田市等との産学公連携教育プログラム「Toyota Program」により、最先端の理数・科学技術教育及び国際理解教育を行い、新たな価値やイノベーションを生み出す資質を高める。

  • 「Toyota Program」を通して国際社会で活躍できる効果的な発信力を育てると共に、多様な人々と協働し、「社会との共創」ができる人材を育成する。

  • 特色ある教科・科目

    「SS課題研究」(第1~3学年)

     研究に取り組む資質・能力を、3年間を通して計画的かつ段階的に向上させながら課題研究に取り組むプログラムを実施しています。第1学年の「SS課題研究r1」で探究の基礎を学び、第2,3学年の「SS課題研究r2」「SS課題研究r3」で探究活動に取り組む。第2学年1月に中間発表会、第3学年7月に成果発表会を行い、研究の成果をポスターセッション形式を中心に発表します。また、「SS課題研究i」(第2学年)では、探究的な活動において必要となるデータ処理、プレゼンテーション技術、情報モラルの習得を目指す内容に取り組みます。

    「SS数学Ⅰ」(第1学年)

     データ分析力、論理的思考力を育成するとともに、統計処理スキルの向上に向けた学習に取り組むことを目的として、「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A」の内容を編成した学校設定科目を実施しています。

    「SS理科基礎」(第1学年)

     「物理基礎」と「生物基礎」を中心に理科全般の基本的概念の習得を図るとともに、課題研究の活動内容を充実させることを目的として、探究活動の考え方や進め方、実験操作の基本を身に付けることを重視した内容で実施しています。

    特色ある活動

    本校が立地する豊田市は、製造業が盛んで、また一歩郊外に出れば自然あふれる環境が広がっています。その立地を生かして、産学公と連携した数多くの理数教育・科学技術教育に取り組んでいます。

    (本校で行っているSSH事業の一例)
    ・産学公連携自然共生プログラム「MORIBITOプロジェクト」
    ・トヨタ自動車東富士研究所訪問研修
    ・TMUK(トヨタ自動車イギリス現地生産拠点)訪問研修
    ・女性技術者講演会
    ・Toyota Technical Center Shimoyama周辺の環境調査
    ・トヨタ技術会と連携した課題研究
    ・名古屋大学大学院理学研究科有機化学研究室の訪問研修
    ・愛知教育大学教員による情報に関する講演会
    ・愛知教育大学と連携した自然環境調査
    ・岐阜大学教員による探究活動に関する講義
    ・豊田工業大学教員による科学英語講座
    ・核融合科学研究所訪問研修
    ・豊田市と連携した課題研究
    ・豊田市上下水道局と連携したSS科学部研究
    ・「水素」をテーマとした豊田市・トヨタ自動車と連携した講座
    産学公