SS科学部の活動
| MORIBITO プロジェクト |
MORIBITOプロジェクトは、産(トヨタ自動車)、学(愛知教育大学)、公(豊田市矢作川研究所)と連携したトヨタ自動車貞宝工場周辺の環境整備活動で、第Ⅱ期から継続して行っています。 トヨタ自動車貞宝工場の敷地内にある調整池をフィールドとして年数回の定期調査を行い、地域イベントでは外来生物の影響を学ぶワークショップも開催しています。また、調整池に多数生息する条件付特定外来生物のアメリカザリガニに対して、定期調査とは別にSS科学部による独自トラップの作製し、トヨタ自動車や矢作川研究所と共同してその性能検証を行っています。こうした活動の成果は校外の各種発表会でも発表しています。
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| 下水道の汚泥利用に関する研究 | 豊田市上下水道局と連携し、「下水道で“旨い”をつくる」をコンセプトに、「下水道の処理施設から出る汚泥を用いた野菜栽培」の研究に取り組んでいます。下水道処理施設から出る汚泥を用いた堆肥を基本として、汚泥やもみがらなどの割合を変化させたりするなど、さまざまな条件下で野菜や草花を栽培し、その伸長や収量のデータを集めて研究を進めました。研究成果は「下水道の市民科学発表会」や「とよた産業フェスタ」などで校内外へ向けて発表しています。
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| 水素社会の実現に 関する研究 |
豊田市役所未来都市推進課、トヨタ自動車と連携した「NEDO水素特別授業」を通じて、豊田市、トヨタ自動車と連携した水素に関する研究を始めています。本研究は、福島県郡山市、福島県立安積高等学校とも連携し、更に、ドイツのエッセン市、フランスのグルノーブル市との連携も視野に入れて事業を進めています。
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| 参加した各種発表会&発表テーマ | ||
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| SSH東海フェスタ 2025 |
AIによる自動運転ミニカーの製作(代表ポスター特別賞) アメリカザリガニの幼体駆除について(奨励賞)
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| 自由すぎる研究 EXPO2025 |
下水道で旨いをつくる(入選) アメリカザリガニの幼体駆除について(入選) カメラ搭載可能な安定飛行のできるブーストグライダー(入選) カメラ搭載ができるロケットグライダーの形状(入選) AIによる自動運転ミニカーの製作(入選) |
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| 令和7年度 SSH生徒研究 発表会 |
AIによる自動運転ミニカーの製作【情報分野代表・奨励賞 受賞】
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| 日本蘚苔類学会 第54回滋賀大会 |
コケの仮根はなぜ茶色の色素を持つのか
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| 第55回愛知県 野生生物保護 実績発表大会 |
アメリカザリガニの幼体駆除方法の確立 ~産・学・公連携事業MORIBITOプロジェクトを通じて~ (愛知県自然観察指導員連絡協議会賞) ※同発表で全国大会にも出展
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| 日本土壌肥料学会 2025年度新潟大会 |
下水道で旨いをつくる~豊田西高校×豊田市上下水道局による下水道汚泥を用いた農作物の栽培~ |
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| 自動運転 ミニカーバトル 2024 |
制限部門(優勝)
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| 第22回 高校生・高専生 科学技術チャレンジ (JSEC2024) |
界面活性剤が植物の生育に与える影響(入選) 教室における音の響き方についての研究 |
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| 第9回東海地区 理科研究発表会 |
AIによる自動運転ミニカーの製作(審査員特別賞) 下水道で「旨い」をつくる2024(奨励賞) カメラを搭載したモデルロケットの作製について(奨励賞)
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| C1 2024 Kashiwa |
『人間 VS AI』株式会社C1が開発しているFPV(First Person View)を用いた人が操作するラジコンカーと、生徒製作のAIによる自動運転との対戦(本大会初のAIでの優勝)
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| あいち宇宙イベント 2025 |
カメラ搭載可能な安定飛行のできるブーストグライダーの作製(優秀賞) | |
| 第5回 「AIが走らせる 自動運転ラジコン カーレース KAIT RacerGP」 |
AIミニカー班出場(第2位)
※同第4回大会にて優勝
八重洲出版『ラジコンマガジン 2024年6月号』に掲載
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| 令和7年度 日本水産学会 春季大会 |
アメリカザリガニの幼体駆除について
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| 前年度までに 参加した各種発表会 |
サイエンスファーム(酪農学園大学主催 2024・奨励賞) マスフェスタ(大手前高校主催 2024・ポスター発表) AITサイエンス大賞(愛知工業大学主催 2023・優秀賞、2024・奨励賞) | |
| 「T-nature」 | 各研究班の一年間の取組・成果をSS科学部オリジナル科学雑誌「T-nature」を発行しています。校外発表用のポスターやスライドの他、部活動の紹介内容も掲載し、校内外への情報発信の際に配布しています。 【Vol.1(2023年)】 【Vol.2(2024年)】 【Vol.3(2025年)】 |
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SSclub活動
| SSH課外活動 | |
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| 核融合科学研究所 訪問研修 | 自然科学研究機構 核融合科学研究所(岐阜県土岐市)を訪問し、核融合に関する講義と実習実験を実施します。
研修内容(2024年度) |
| トヨタ自動車 東富士研究所 訪問研修 |
トヨタ自動車東富士研究所(静岡県裾野市)を見学し、最先端の技術に触れる貴重な機会です。
研修内容(2025年度) |
| 下山環境学習会 | ・トヨタ自動車と近隣の大学と連携し、TTC-S(Toyota Technical Center Shimoyama)をフィールドに行う環境学習プログラムで令和2年度から年2回実施している。研究者や専門家と交流し、里山環境と人間活動の関係性をフィールドワークやグループワークを通じて学ぶ。 【令和7年度】 第1回「希少な里山植物の生きざまを探ってみよう」 第2回「冬季湛水田でヤマアカガエルの卵塊を調査しよう」
![]() ・本学習会での学びをグループワークとしてまとめ、作成した記事(下図)が「豊田市協定協議会」にて掲載及び各種イベントにて掲示されました(https://kankyou-hozen.org/shimin-learn/)。 掲載サイト ![]() |
| 自動運転 プログラミング講座 |
トヨタ技術会と連携して、自作のプログラムで実際に自動運転ミニカーを動かす「プログラミング体験講座」や「ルールベース・機械学習講座」を実施しています。 プログラミングに初めて触れる人でもわかりやすいものにするとともに、より多くの人に体験してもらうために、近隣高校の希望者も募って実施しています。 【令和7年度 共同実施校】 ・豊田北高校 ・豊田南高校 ・豊田工科高校
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| 名古屋大学 ITbM訪問研修 |
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)を訪問し、世界トップレベルの研究に触れます。また、実際の研究者や学生から自分たちの取り組む課題研究について指導・助言を受けます。![]() |
| 基礎生物学研究所 生理学研究所 訪問研修 |
近隣自治体に存在する基礎生物学、生理学に関する世界トップレベルの研究機関を訪問し、実際の研究者や技官と交流したり、科学の未解明な側面に切り込む基礎研究について、その研究内容や手法をついて学びます。![]() |
| 豊西 スタートアップ 体験講座 |
全国でスタートアップ体験イベントを実施する特定非営利活動法人Startup Weekendから講師を招聘し、スタートアップに関するプレイベントを体験します。スタートアップウィークエンドを通して、開発者やビジネスマネージャー、アントレプレナー、デザイナー、マーケター等、さまざまなスキルをもつ人々とともに、アイディアを形にする方法論を学ぶ体験します。
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| サイエンス ダイアログ |
海外から研究員として来日した現役の研究者と懇談し、研究者を志した動機や海外での研究生活を選択した理由などについて直接話を聞いたり意見交換したりします。![]() |
| 科学オリンピック | |||
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毎年、科学の甲子園や各種科学コンテストに参加しています。文理を問わず集まった参加希望者による校内での学習会や先輩・後輩間の指導を定期的に実施し、全国入賞を目指して頑張っています。
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| 令和6年度 参加人数 |
3年生 | 2年生 | 1年生 |
| 物理チャレンジ | 1人 | 2人 | ー |
| 化学グランプリ | 4人 | 4人 | ー |
| 日本生物学オリンピック | 4人 | 6人 | 3人 |
| 日本数学オリンピック | ー | 5人 | 7人 |
SS委員会
| SSHだより | |
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| 2024年度 | 【6月号】 、 【7月号】 、 【9月号】 、 【10月号】 、 【12月号】 、 【2月号】 |

八重洲出版『ラジコンマガジン 2024年6月号』に掲載







