愛知県立豊田西高等学校

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海外研修

SSH第Ⅰ期からイギリス海外研修を実施しており、豊田市との姉妹都市提携を結んでいるダービーシャー州にあるレプトン校及びTMUK(Toyota Motor Manufacturing UK)へ生徒を派遣し、現地の高校生や技術者と教育交流(合同実験、発表会等)を行っています。令和7年度からは新たにマレーシア海外研修を実施し、マラヤ大学及びキナバル自然公園へ生徒を派遣し、SDGsに関するディスカッションや環境保全や生態系に関する探究活動を行います。イギリス海外研修においては、海外研修に向けた科学英語講座や校内研究発表会を実施しています。海外研修の事前研修にて自身の興味・関心に基づいて探究的に調査を行い、事後研修では現地での学びから得られた新たな視点や気づきを校内生徒への報告を通じて共有します。

イギリス海外研修
事前学習 代表生徒が課題研究や部活動での成果を、豊田工業大学教授や本校教員の指導のもと準備及び発表練習し、英語でのプレゼンテーションにまとめます。
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TMUK トヨタ自動車の現地生産拠点であるTMUK工場において環境へ配慮した取組を学びます。現地技術者及び日本人スタッフとの懇談会を実施し、現地の方々との協働による日本とは異なる環境でのクルマづくりについて学ぶとともに、生徒による研究発表と質疑応答を英語にて行います。
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レプトン高との交流 「友好教育交流提携」を結んでいるレプトン校において、合同の講義や理科実験研修(物理・化学・生物)、両校が取り組む課題研究の成果を共有する合同研究発表会を行います。科学的知見を広げるとともにさらなる批判的思考力、疑問に思ったことを積極的に質問したり自分の意見を自分の言葉で伝えたりする「自己発信力」、英語でのプレゼンテーション能力を養います。
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ロンドン市内研修 ロンドンにてイギリスを代表する博物館(自然史博物館)や科学館(サイエンスミュージアム)を見学します。科学技術の進歩、人類の進化について展示物から学び、科学者として今後の科学技術の進歩の在り方を考えます。
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マレーシア海外研修
マラヤ大学訪問研修 マレーシアで最も歴史のある国立大学であり、材料科学やナノテクノロジー、バイオテクノロジー、環境科学、癌研究、感染症などの研究が盛んなマラヤ大学の施設を見学し、海外での研究実態を理解するとともに、現地大学生と交流します。また、大学教授による自然科学に関する講義を受講し、質疑応答を行います。
CLEP マラヤ大学で開催される国際学術プログラム(Cultural & Language Enrichment Programme)に参加し、SDGsについて講義を聞くことで先端科学技術と持続可能な社会との接点について学び、現地大学生及び教授とのディスカッションを通して多様な価値観に触れ探究を深めます。
キナバル
自然公園研修
2000年に世界遺産に登録されたキナバル公園を訪問します。熱帯雨林の樹海が広がる山麓から花崗岩の岩場が続く頂上にかけて、ウツボカズラやラフレシアなどの高山の自然環境に適応した珍しい植物が数多く自生しており、絶滅危惧種であるテングザルやオランウータンが生息しています。ガイド付きのトレッキングを通じて生物多様性及び自然保護に関する理解を深め、各自の探究課題における仮説の検証、考察を行います。